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【作品に寄せるコメント】 笹原 進一

Melos Dance Experience 第2回公演 STAGE3 では、中村恩恵振付「A Pilgrimage」、西島数博振付「トラフィック」の2作品に加えて、笹原進一振付の2つの作品が上演されます。

今回上演される2つの作品 「Nostalgia」改訂版、「On the Ground」について、笹原進一さんより作品に寄せるコメントをいただきました!

 

 


 

「Nostalgia」

懐かしい原風景とともにかけがえのない大切な人と時空を超えて再びめぐり逢えたなら…

 

-ノスタルジックで深い祈りを感じさせるウラディミール・マルティノフの叙情的な音楽を聴いて浮かんだ心象風景をモチーフに過ぎ去った時代を懐かしく思う気持ちを表現した作品です-

 

「Nostalgia」改訂版 

  Aプログラム / 2019年11月8日、9日

  振付:笹原 進一
  出演:土井 由希子 / 西島 数博

 

↑「Nostalgia」のリハーサル風景をご覧いただけます ↑

 


 

「On the Ground」

「夜の中を歩み通すときに助けになるものは、橋でも翼でもなくて、友の足音だ。」

ヴァルター・ベンヤミン            

 

– アメリカの原風景を描いたアンドリュー ワイエスの絵から着想を得て、理想を追い求める二人の男の友情と偶然に出会う舞踊家との静かな交流をバロックフルートとリュートによる牧歌的な音楽と舞踊で綴った作品です-

 

「On the Ground」 

  Bプログラム / 2019年11月10日)

  振付:笹原 進一
  出演:三木 雄馬 / 八幡 顕光 / 土井 由希子

 

 

笹原 進一 / Shinichi Sasahara

東京小牧バレエ団に10年間在籍し、「バラの精」「シェヘラザード」等に出演、日本バレエ協会公演、現代舞踊協会公演他、幅広く舞台活動を行う。退団後「心身の調和とエレガンス」をテーマに、ウェルネスとアートの融合を目指した活動を展開し、青山にWellness Arts Studio を設立し、プログラムの開発、指導に従事する。コロムビア社「エレガンスストレッチ」「エレガンスコアワーク」のDVDがリリース。2008年より創作活動を開始し、音楽からの着想をもとにネオクラシックスタイルの舞踊表現による叙情性を追求した作品を発表している。第1回メロス ダンスエクスペリエンス公演では「Rejoice」を上演し、英国作曲家 ボブチルコットの声楽曲にのせた優美で流れるようなダンスが好評を博した。主な振付作品「Far away, so close」「Flowers 」「Hallelujah」「Pastral」「Little Wing 」などがある。

 

 

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